千葉県立中央博物館@千葉市中央区青葉町

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西千葉から程良い距離の「千葉県立中央博物館」は超オススメ!

外観

西千葉近隣で「学ぶ・遊ぶ」となると、施設や遊び方が限られてしまうため、少し離れた良い施設をご紹介します。

千葉県民、市民にその存在をまったく知られていない、しかし大変素晴らしい博物館が、西千葉駅からほんの 5km ほどのところにあります。それが、千葉県立中央博物館です。

亥鼻の千葉大学医学部および附属病院の近くにあり、千葉県立青葉の森公園の中に所在しています。千葉駅からバスで約15分、下車後徒歩約7分です。西千葉駅からなら、自転車や散歩にも程良い距離です。

期間限定イベントのない通常の期間の場合、一般 300円、高・大学生 150円とかなりリーズナブルです(企画展、特別展の際は入館料が上がります)。ちなみに、中学生以下と65歳以上の方は無料です。

常設展示って? 企画展示って? 特別展って?

日本全国のどの博物館のホームページを見ても、いつも混乱させられるのが、「常設期間」「企画展示」「特別展」の違いですよね。「今いかないとダメ」なのか、「次の機会でも見れる」のかを、一般人が判別するのは無理というものです。

市民目線で見た際の、本施設のこれらの大雑把な違いは以下となるでしょうか。

常設展示いつでも観覧可能一般300円、高・大学生150円
企画展示期間限定でさまざまなテーマの展示を開催
(二度と観覧できない可能性あり)
一般500円、高・大学生250円
(常設展示も見学可能)
特別展期間限定でさまざまなテーマの展示を開催
(二度と観覧できない可能性あり)
一般800円、高・大学生400円
(常設展示も見学可能)

常設展示はいつでも見学することができるので、企画展や特別展のない日にじっくり見るのがお得ですね。

企画展示と特別展の違いが、費用以外にいまいちよくわかりません。どなたかご存じの方がいましたらご教示ください。

常設展示

博物館内でもっとも大きな面積を占めるのが常設展示です。「房総の自然誌」「房総の歴史」「自然と人間のかかわり」の3つの主要な展示室に分かれます。「房総」というのは「おおよその現在の千葉県」のことです(昔は、海岸線、川や湖沼の形、国境が異なるため、「おおよその現在の千葉県」ということになります)。

千葉県を、生物学、地質学、歴史学などの観点から見た際のさまざまな展示があるのですが、ひとつ一つの内容にかなりの力が入れられているうえ、ボリュームも多いため、とても一日で全てを見終えることはできません。

常設展示

将門ガチ勢にはたまらないですね
承平天慶の乱のころは、霞ケ浦~手賀沼~牛久沼は繋がった海だったというのが驚かされますね

http://www2.chiba-muse.or.jp/www/NATURAL/contents/1517498506207/index.html

企画展示(期間限定)

企画展示は、期間限定でさまざまテーマの展示を開催しています

通常の常設展示にはないテーマ、常設展示のものをさらに深堀りしたテーマなど、各博物館員の方が持ち回りで担当されているそうですが、どれも非常にレベルが高く見応えがあります。自分の興味のないテーマの日に行くと、「え? これってこんなに面白い話だったの?」という事が結構あります。

「次はどんなテーマの企画展示をやるのか?」に常にアンテナを張って、自分の好きなテーマの企画展示を見逃さないようにすると良いでしょう

過去の企画展示(今はありません!)

過去の写真映えする企画展示をご紹介します。今は展示していないので、ご注意ください。

期間限定の恐竜の企画展示
ティラノサウルスとアロサウルスの違い分かるかな?
顔がシュっとしているのがアロサウルス
鼻がモコっと大きいのがティラノサウルス
超超でかいワニ
期間限定の深海魚の企画展示
シーラカンスの展示
シーラカンスの正面を見れるのは超レアでした
災害をテーマにした企画展示
館内では車椅子の貸出があり
おばあちゃん孝行できます
海水面が上がった際の千葉駅周辺
西千葉周辺は大丈夫かな?
きのこの企画展示
千葉県の毒きのこ7!

現在の企画展示

http://www2.chiba-muse.or.jp/www/NATURAL/genre/1517799867325/index.html

過去の企画展示

http://www2.chiba-muse.or.jp/www/NATURAL/genre/1517799889704/index.html

良い点

  • 施設内の展示のレベルと量が、何気にかなり高いこと
  • 定期的に色々なイベントをやっているので、ヘビー・ユーザーも飽きないこと
  • 誰にも知られていないのでノー・ストレスで自分のペースで楽しく回れること

子供が少しがっかりする点

千葉県からは、恐竜をはじめ、みんなに大人気の派手な化石があまり出土していません。
そのため、「房総」に着目する本博物館には、

  • 恐竜の展示はありません。
  • アノマロカリス、甲冑魚(特にダンクレオステウス)、ディメトロドン、エダフォサウルス、バシロサウルス、メガロドンの展示もありません。

一方、お土産コーナーには恐竜のさまざまなグッズがあります。

気を付けて欲しい点

  • バス停から博物館まで、わりと距離があります。大きな十字路もあり、車椅子の方や足のご不自由な方は、かなり注意が必要になってきます。
  • 「生態園」は同施設の敷地内にありますが、「大利根分館」「大多喜城分館」「海の博物館」「関宿城博物館」は別の施設になります。他県から来て千葉の地名に明るくない方は、注意してください。

施設詳細情報

施設名千葉県立中央博物館
住所〒260-8682 千葉県千葉市中央区青葉町955-2
アクセス千葉駅からバスで約15分、下車後徒歩約7分
公共交通機関、車を利用してのアクセスは、こちら が大変充実しています。
駐車場「青葉の森公園北口駐車場」(有料)が便利
電話番号043-265-3111
開館時間10:00~16:30(入館は16:00まで)
閉館日毎週月曜日(月曜日が休日の場合は開館し、次の平日が休館)
年末年始(12月28日~1月4日)
開館日カレンダーは こちら
URLhttp://www2.chiba-muse.or.jp/www/NATURAL/

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広告欄:掲載料は学生支援「西千葉もってけ市」に寄付します

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